日時:2022年12月4日(日)
11:45 整理券配布開始
12:30 開会、映画上映
14:00 トークイベント
14:30 閉会
場所:文京シビックホール・小ホール【300名】(東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター内)
参加:無料、事前申込不要
・各回、上映45分前から先着順で整理券を配布します(一人一枚)
・上映開始20分前から整理券順にご入場いただけます(自由席)
ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師
75分/2021年/ドキュメンタリー/監督:立山芽以子/言語:日本語
コンゴ民主共和国・東部ブカブでは、40万人以上の女性たちがレイプの被害を20年以上受け続けている。その女性たちの多くを無償で治療してきたのが婦人科医、デニ・ムクウェゲ。この地にはレアメタル、錫など豊かな鉱物資源があり、武装勢力はその利権を得るために、住民を組織的な性暴力恐怖で支配しようとしている。
上映後に、2018年にノーベル平和賞を受賞したデニ・ムクウェゲ医師の来日企画と実現に関わり、UNHCR職員として現地で難民支援に従事した元UNHCR コンゴ民主共和国 ゴマ事務所長の米川正子さんを迎え、米川さんが見たムクウェゲ医師とコンゴ民主共和国についてお話しいただきます。(14:00~14:30 予定)
【スピーカー】
米川正子(よねかわ まさこ)
明治学院大学国際平和研究所研究員、NPO法人RITA-Congo共同代表
【プロフィール】
神戸女学院大学卒業、南アフリカ・ケープタウン大学大学院で修士号取得(国際関係)。専門は難民、紛争と平和(特にコンゴとルワンダ)。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)職員でルワンダ、ケニア、ジュネーブなどで勤務。コンゴ民主共和国ゴマUNHCR元所長。宇都宮大学や立教大学などで元特任准教授を経て、現在、明治学院大学国際平和研究所研究員、NPO法人RITA-Congo共同代表。主著に「世界最悪の紛争『コンゴ』~平和以外に何でもある国」(創成社、2010年)「あやつられる難民―政府、国連、NGOのはざまで」(ちくま新書、2017年)など。ムクウェゲ医師のドキュメンタリー映画「女を修理する男」(ベルギー制作、2015年)の日本語字幕の監修と上映、および2016年、2019年のムクウェゲ医師の来日企画と実現に関わった。
【モデレーター】
中村 恵(なかむら めぐみ)
国連UNHCR協会 事務局長特命・渉外担当
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