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Cinema

第17回難民映画祭2022 東京開催

開催概要

日時:2022年12月4日(日)・5日(月)
場所:文京シビックホール・小ホール【定員:300名】
(東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター内)
参加:無料、事前申込不要
・各回、上映45分前から先着順で整理券を配布します(一人一枚)
・上映開始20分前から整理券順にご入場いただけます(自由席)
【主催】:国連UNHCR協会/文京区
【協力】:国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所 
【パートナー】:独立行政法人 国際協力機構(JICA)

上映作品(オンライン開催には含まれない3作品を5回上映)


戦火のランナー

88分/2020年/監督:Bill Gallagher/原題:Runner/言語:英語(日本語字幕つき) 

戦争の続くスーダンで、両親は8歳のグオル・マリアルを一人逃がした。難民キャンプで保護された彼はアメリカへ移住。高校で頭角を現し、初マラソンで2012年ロンドン五輪出場資格を得る。南スーダン建国は開催一年前で国内五輪委員会がなかったが、特別に出場が認められ、南スーダンの人々の期待を背負い、完走する。


ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師

75分/2021年/ドキュメンタリー/監督:立山芽以子/言語:日本語

コンゴ民主共和国・東部ブカブでは、40万人以上の女性たちがレイプの被害を20年以上受け続けている。その女性たちの多くを無償で治療してきたのが婦人科医、デニ・ムクウェゲ。この地にはレアメタル、錫など豊かな鉱物資源があり、武装勢力はその利権を得るために、住民を組織的な性暴力恐怖で支配しようとしている。


日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人

98分/2020年/ドキュメンタリー/監督:小原浩靖/言語:日本語、タガログ語、中国語(日本語字幕つき)

敗戦を境に日本人の父親と生き別れ、今も無国籍状態に置かれているフィリピン残留日本人2世たちがいる。一方で、満州国に敗戦を機に置き去りにされ、戦後30余年を経て日本に帰国するも、差別と貧困の果てに日本政府を訴えた中国残留孤児たちがいる。2つの国の残留者たちと、彼らを救おうとする市民たちの活躍を描く。


リスト:彼らが手にしていたもの

短編9分/2022年/詩の朗読劇/監督:関根光才/言語:日本語

迫りくる命の危険の中、わずか10分たらずという時間の中で持ち出したものとは?

彼らのリストを通じて、一人ひとりのストーリーが見えてくる。原題「What They Took With Them: a List」の原作者であるジェニファー・トクスヴィグの意図を理解し、丁寧な翻訳作業を経て日本語版が完成、収録された。


スケジュール

12月4日(日)
12:30 ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師
14:00~14:30 トークイベント(詳細はこちら
16:00 戦火のランナー

12月5日(月)
11:00 戦火のランナー
14:00 日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人
18:30 戦火のランナー


※ 各回本編上映の前に、短編「リスト:彼らが手にしていたもの」(9分)を上映します。
※ 映画の中には、一部残虐なシーンが含まれています。

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ご来場の皆様へ 新型コロナウイルス感染症対策に関するお願い

・ 入場時は、検温・受付票の記入・マスク着用・手指消毒をお願いします。

・ 体調がすぐれない場合や、同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合は、ご来場をご遠慮ください。

・ 新型コロナウイルス感染症の感染状況により、事業内容を変更または中止とする場合がございます。

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< 主催 >
特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
< 協力 >
国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
< パートナー >
独立行政法人 国際協力機構(JICA)