「おいしい食べ物を通して、楽しい気持ちで難民問題を考える」をモットーに、今年スタートしたオレンジページの〈難民ごはんプロジェクト〉。今回は、6月20日「世界難民の日」に合わせ、国連UNHCR協会による「UNHCR WILL2LIVE ムーブメント」の一環として、スペシャルイベントを開催します!
登壇いただくのは、それぞれベトナム、ミャンマー、カンボジアにルーツを持つ3名の料理人。ご自身またはご家族が深刻な社会秩序の侵害によって故郷を追われ、現在は東京で飲食店を経営している難民のかたがたです。ご自身や両親の体験を、日本のかたへのメッセージとともにお話しいただきます。
とはいえ、「楽しい気持ちで」がこのプロジェクトのモットー。堅苦しく考えずに、まずはおいしいお料理を目で見て、舌で味わって堪能しましょう! アジアごはんとひと言でいっても、その味わいは国ごとにそれぞれ個性があります。繊細でまろやかなベトナム料理、香味野菜を多用して素材のうまみを引き出すミャンマー料理、そして魚介を巧みに調理するカンボジア料理。歴史や地理的な影響を受けた食文化の違いには目をみはるものがあり、どの講座もおすすめです!
会場となる新大久保K,D,C,,,は、新しい食文化と、食を通じたライフスタイルを提案する、今年の3月にオープンしたばかりのフードラボ。新大久保という多国籍な街の雰囲気ごと、楽しんでいただけます。ぜひお気軽にご参加くださいね。
東京・四谷三丁目のベトナム料理店「ティン・フック」のオーナーシェフ フィン・ティ・トランさん。30年以上前に来日し、その後難民認定を受ける。同店での勤務を経て、オーナーに。ホッとする味わいのベトナム家庭料理が常連客を中心に支持されている。
ベトナム風蒸し餃子と揚げ春巻き、パパイヤのサラダをご紹介します。
東京・町田のカンボジア料理店「アンコール・ トム」の諏訪井セディモニカさん。母親のペン・セタリンさんは1970年代に留学生として来日中に祖国の情勢が悪化したため、特別在留資格を取得。その後日本に帰化された母からモニカさんは同店を受け継いでいる。魚の蒸し煮「アモック」とキャロットラペ、バナナタピオカをご紹介します。
東京・高田馬場のミャンマー料理店「RUBY(ルビー)」オーナーシェフチョウチョウソーさん。1991年に来日し、その後難民認定を受ける。日本に暮らすミャンマー人が増える中、「みんなが安心できる場をつくりたい」という思いで、2002年に同店をオープン。
当日の流れ
●講師によるデモンストレーション1品
●試食
●講師による難民問題に関するお話と質疑応答
開催場所 新大久保K,D,C,,,
〒169-0073 東京都新宿区百人町1丁目10−15 JR新大久保駅ビル3・4F
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募集人数 各回30名前後(1名で申し込み)
参加費 5,500円(税込)/1名分
持ち物 手拭きタオル・筆記用具
主催 株式会社オレンジページ
応募締め切り 2021年6月17日(木)17:00
感染防止策について
お客さま、ならびにスタッフの健康と安全に配慮し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、お客様に下記をお願いしております。
●会場内でのマスク着用
●手指のアルコール消毒、手洗い
●会場入り口での検温のご協力
(37.5℃以上のお客さまはご受講をお断りさせていただきます。参加費は返金いたします)
※いつもより熱がある、体がだるい、のどに痛みがある、せき、鼻みずが出るなどの症状のあるかたは、ご受講をお控えください。
K,D,C,,,では、下記の対応を行っております
●スタッフの検温(発熱など風邪症状がある場合は勤務不可)、体調確認
●講師、スタッフのマスク着用
●スタッフのこまめな手洗い、うがい、手指の消毒
●定員を減らし、お客さま同士の一定距離の確保(ソーシャルディスタンス)
●試食テーブルに飛沫防止用のシートを設置
●消毒液を使用したこまめな清掃・充分な換気
注意事項
●このイベントの様子は、オレンジページnet等に掲載される場合がございます。
●お子さま同伴での参加はご遠慮願います。
●スケジュールやプログラムは感染拡大、交通事情や天候の影響で変更となる場合がございます。
問い合わせ
株式会社オレンジページ コトラボ推進部
TEL 03-3436-8417(月~金曜 10:00~18:00 土・日曜、祝日除く)
コトラボについてのお問い合わせはこちら>>
「世界難民の日」って?
難民の保護と援助に対する世界的な関心を高めるため制定された国際デー。難民に関する最新データが公表されるとともに、UNHCRを含む国連機関やNGOが、理解と支援を深めるための各種イベントを毎年実施しています。
UNHCR WILL2LIVE ムーブメント
国連UNHCR協会による取り組みで、映画や音楽、食などさまざまなジャンルを通じて、難民の生きぬくチカラを発信し、日本中に共感と支援の輪を広げることを目的としている。UNHCR WILL2LIVE Partnersは、このムーブメントの一環で、難民支援の認知拡大、支援増大のために、企業、団体、学校などが各種イベントを主催。
※国連UNHCR協会は、UNHCRの日本における公式支援窓口です。