ランニング・銭湯・映画、身近なことから難民支援！「RUN FOR Tomorrow」キャンペーン　本日5月17日（月）から開始

NEWSお知らせ

NEWS 2021.05.17 ランニング・銭湯・映画、身近なことから難民支援！「RUN FOR Tomorrow」キャンペーン　本日5月17日（月）から開始

アンバサダーには元陸上競技・マラソン選手瀬古利彦さんが就任　第一弾は「#この走りが未来を変える」「 #難民とともに」ハッシュタグキャンペーン

特定非営利活動法人国連UNHCR協会（東京都港区）は、株式会社ラントリップ（東京都渋谷区）および全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会（東京都千代田区、以下「全国浴場組合」）、ユナイテッドピープル株式会社（福岡県糸島市）とのコラボレーション企画として、一人でも参加できるアクションを通じて未来の難民アスリートたちを応援する新キャンペーン「RUN FOR Tomorrow」を5月17日（月）から開始します。

キャンペーン第一弾として、以下を実施します。
・「#この走りが未来を変える」「#難民とともに」ダブルハッシュタグ投稿で映画「戦火のランナー」試写会チケットプレゼント
・対象銭湯にてランナーの荷物預かりサービス実施
・映画「戦火のランナー」前売り鑑賞券購入でUNHCRの難民支援に200円寄付

■新キャンペーン「RUN FOR Tomorrow」企画背景
コロナ禍の今、心身の健康のためにランニングを楽しむ方が増加しています。そこで「ランニング」をキーワードに、日本のランナーを応援するとともに、身近な入口から難民支援について知り、スポーツを志す難民の子どもたちを応援していただけるキャンペーンを企画しました。スポーツは日本のランナーにも難民にも、心身を癒す居場所と明日への希望を与えてくれる力を持っています。本キャンペーンを通じて、人との接触が限られる状況でも「一人でも参加できるアクション」で支援の輪を広げ、明日に向けて走るランナーの力で難民アスリートや子どもたちを応援していただくことを目指しています。

■新キャンペーン「RUN FOR Tomorrow」とは
ランナー向けスマートフォンアプリを展開する「ラントリップ」、ランニングと親和性の高い全国の「銭湯」、そしてスーダン南部出身の難民少年がオリンピックに出場を果たすまでを追った映画「戦火のランナー」（6月5日劇場公開）の配給元「ユナイテッドピープル」が全面協力。ランニング・銭湯・映画、身近な入口から難民について知り、支援に気軽にご参加いただけます。本キャンペーンからのご支援は、国連UNHCR協会を通じてUNHCR（国連難民高等弁務官事務所）が世界で展開する「難民の若者のためのスポーツと福祉」プログラムを中心とした難民支援に活用します。

■新キャンペーン「RUN FOR Tomorrow」実施概要

アンバサダー：瀬古利彦氏（国連難民サポーター）ほか
期間：2021年5月17日（月）～2021年9月30日（木）
概要：走って、銭湯で、そして映画を観ることで、それぞれ興味がある方法で気軽に難民支援のためのアクションに参加いただけます。※今後のキャンペーン内容は随時発表していきます。

【キャンペーン参加方法】

1. 走って支援
TwitterかInstagramまたはラントリップのアプリで「#この走りが未来を変える」「#難民とともに」を付けて応募期間中に投稿すると、抽選で50名に映画「戦火のランナー」試写会チケットをプレゼントします。
応募期間：2021年5月17日（月）～5月24日（月）
ラントリップ公式キャンペーンページはこちら

さらに6月27日（日）にはキャンペーンアンバサダーの瀬古利彦さんをゲストに迎え、「RUN FOR Tomorrow チャリティオンラインランイベント」を開催予定です。詳細はラントリップ公式キャンペーンぺージに掲載します。

2. 銭湯で支援
キャンペーン参加銭湯にて、募金箱やポスター・チラシの設置、ランナーの荷物預かりサービスを実施します。対象店舗はラントリップ公式キャンペーンぺージにて記載します。（実施期間：2021年5月17日（月）～9月30日）

▼主なキャンペーン参加銭湯
・はすぬま温泉（東京都大田区）…キャンペーン期間中、ドリンクおよびアイスの購入1点につき10円が本キャンペーンへの寄付となります。
・小杉湯（東京都杉並区） …店頭で寄付もできます。
・梅の湯（東京都立川市） …店頭で寄付もできます。
・桜湯（東京都府中市） …店頭で寄付もできます。
ほか（今後全国に展開予定）

3. 映画を観て支援
映画「戦火のランナー」公式ホームページから前売り鑑賞券を購入すると一枚につき200円が国連UNHCR協会に寄付されます。

戦火のランナー公式ホームページはこちら

■アンバサダー瀬古利彦さんからのメッセージ

本キャンペーンアンバサダーで、国連難民サポーターでもある瀬古利彦さんは、自身の難民支援の現場での体験を次のように語っています。

「2009年から2年間、『走ることで社会に恩返しを』の想いから始まったEKIDEN FOR PEACE（注）の取り組みは、タンザニアの難民キャンプで暮らす難民の子どもから大人までが参加し、日本から参加した若者と共に駅伝に挑戦しました。この経験が、私の難民支援の原点です。そこで出会った子どもたちは、整ったトレーニング設備もない中でも、目を輝かせて大会に参加してくれました。走ることは、だれもが平等に楽しむことのできるスポーツの基本です。日本の皆さんにも、走ることを通じて未来の難民アスリートたちの存在を知り、応援していただきたいと願っています」

（注）EKIDEN FOR PEACE: 瀬古利彦・早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター（WAVOC）アドバイザー(当時)の提唱で、2008年より始まった企画です。チャリティーと広報を目的とした国内大会を開催するとともに、2009年から2年にわたり、タンザニアの難民キャンプで駅伝大会を実施しました。

■UNHCR難民の若者のためのスポーツと福祉プログラム

紛争や暴力、迫害で故郷を追われた人々、なかでも子どもたちは最も弱い立場にあり、支援を必要としています。難民の子どもたちにとって、スポーツは身体の健康と成長をもたらすだけではなく、傷ついた心を癒し、社会参加を促す重要な役割を果たします。難民の子どもたちはスポーツを通じて、責任感や仲間との友情をはぐくみ、自ら努力することの価値を知り、未来への希望を取り戻します。スポーツの力で世界にはばたいた難民アスリートへの憧れが、難民の子どもたちの原動力です。