CINEMA作品紹介

リスト:彼らが手にしていたもの

迫りくる命の危険の中、わずか10分たらずという時間の中で持ち出したものとは?

彼らのリストを通じて、一人ひとりのストーリーが見えてくる。言葉の持つ力や、言葉の奥に込められた難民の思いを汲み取りながら、原題「What They Took With Them: a List」の原作者であるジェニファー・トクスヴィグと共に、原作に込められた意図を理解し、一言一句丁寧に、長い時間をかけて翻訳作業を行い、日本語版の詩が完成。原作の持つ世界観を壊さぬよう、テンポやリズム、間を大切にしながら、収録された緊迫感のある映像は、きっと観る人の心を突き動かす。


※原作「What They Took With Them: a List」は原作者のジェニファー・トクスヴィグ(Jenifer Toksvig)が2015年に、故郷を追われた難民たちの物語や生の証言、彼らが持っていったものに触発されて書いたもの。この詩は写真家のブライアン・ソコル(Brian Sokol)がUNHCRと共同で行った写真プロジェクト「The Most Important Thing」が情報源の一つとなっており、UNHCR親善大使であるケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)やその支援者がこの詩を披露した2016年の詩の朗読フィルム(英語)には、ブライアンの写真が多数登場。 

長年のUNHCRの活動を支援してきたQ-pot.(株式会社グラム)、ならびに、KAIJU INC. (株式会社カイジュウ)、Queens Company (株式会社クイーンズカンパニー)とUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の協力のもと、詩の朗読フィルム「リスト:彼らが手にしていたもの(原題:What They Took With Them: a List)」が制作され、2022年6月20日「世界難民の日」に合わせ、国連UNHCR協会 公式YouTubeチャンネルにて公開。

タイトル:「リスト:彼らが手にしていたもの」

原題:What They Took With Them: a List

原作:ジェニファー・トクスヴィグ(Jenifer Toksvig)

訳:松崎悠希

監督:関根光才(https://www.kosai.info/profile/

ジャンル:詩の朗読劇

制作年:2022

言語:日本語

上映時間:9分

制作:KAIJU INC./KAIJU FILMS

プロデューサー:岩上紘一郎、髙野力哉、ワカマツ タダアキ、若菜蓮

エグゼクティブ・プロデューサー:大岩良江、江守徹

キャスト:カトウシンスケ/Crystal Kay/坂巻有紗/サヘル・ローズ/鈴木亮平/TAO/May J./米本学仁/渡部豪太/渡辺真起子(※五十音順)

特設サイトリンク:https://www.Q-pot.jp/world_refugee_day/

パートナー:UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、特定非営利活動法人 国連UNHCR協会

協力:UNHCR駐日事務所

動画は国連UNHCR協会の公式Youtubeチャンネルのこちらからご覧いただけます。

プレスリリースはこちら 

原作「What They Took With Them: a List」

https://www.youtube.com/watch?v=jis1Z7LBylk (短縮版)


第17回難民映画祭 オンライン開催

【視聴期間】 

2022年12月01日(木)~12月14日(水)

【料金】日本初公開2作品を含む6作品を、視聴期間中は何度でもご覧いただけます。    

2,000 円(視聴料2,000 円)
3,000 円(視聴料2,000 円、難民のための匿名募金1,000 円)
5,000 円(視聴料2,000 円、難民のための匿名募金3,000 円)


< 主催 >
特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
< 協力 >
国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
< パートナー >
独立行政法人 国際協力機構(JICA)